Raspberry Pi2/3で3Dセンサーを動かす(1/3)
Raspberry Pi2でUSBカメラの性能を見ていたら、そこそこの性能が出ていたので驚きました。
少し集中して勉強しましたので、誰かのお役に立てばと思い、手順を残します。
ここでの手順は、Ubuntu + openFrameworks でも同じように動作します。
ゴール
Raspberry Pi2にaeroTAP 3D USBカメラ( 3Dセンサー)を接続して、リアルタイムで3D描画(VboMesh)します。
準備
Raspberry Pi2の環境を作成します。Raspberry Pi3も同様、Raspberry Pi3は電源を入れたままにしていると、時々Low Batteryの警告が出ているのでRaspberru Pi2をメインすることにしました。
描画には、openframeworksを使います。ただ、バージョンは、v0.10.0です。v0.9.8は、Raspberry Pi環境では pocoライブラリのバージョン違いのためかビルドできませんでした。悪戦苦闘している中、v0.10.0を試すと、あっさりできたのでv0.10.0がお勧めです。
MicroSDカードは、16GB以上を推奨。8GBでは、作成したアプリのビルドでフルになってしまいました。
Raspberry Pi2起動イメージの作成 ( Windows 環境から)
Raspberry Pi2のイメージは、2018-06-27-raspbian-stretchを使います。
下記サイトを参照しながら、起動用SDカードを作成します。
https://openframeworks.cc/ja/setup/raspberrypi/raspberry-pi-getting-started/
RPi Easy SD Card Setup - eLinux.org
1. Formatterをダウンロードし、SDカードをフォーマット
https://www.sdcard.org/downloads/formatter_4/eula_windows/
2. イメージライター(ImageWriter)でSDカード書き込み
https://www.sdcard.org/downloads/formatter_4/eula_windows/
ダウンロードした、Raspberry pi2イメージを選択して、書き込みます。
3. カードをRaspberry Pi2に差して、起動!
Raspberry Pi2初期設定
1. 起動後、guiでパスワード設定、ロケール情報、WiFi設定を行う。(アップデートはここではスキップ)。
2. 再起動
3. guiが起動したら、ターミナルを開く
4. sudo raspi-config とタイプして、各種基本設定を行う。
- SSHの設定
メニューから 5 Interfacing Options > P2 SSH
- ファイルシステムの拡張
メニューから 7 Advanced Options >A1 Expand Filesystem
- メモリー分割
メニューから7 Advanced Options >A3 Memory Split > 64 > <ok>
- コンソールの起動
メニューから 3 Boot Options >B1 Console
5. Escで終了して、ターミル画面に戻る
6. rootのパスワードを設定
root password
sudo passwd root
7. OSのアップデート
sudo apt-get clean
sudo apt-get updates
udo apt-get upgrade
8. 再起動
sudo reboot
openframeworksの準備 ( WindowsからSSHで接続して )
後の作業は、Puttyなどから、SSHで接続して作業すると楽です。
1. openframeworks v0.10.0 aemv6 のダウンロードと初期設定
wget https://openframeworks.cc/versions/v0.10.0/of_v0.10.0_linuxarmv6l_release.tar.gz --no-check-certificate
mkdir openFrameworks
tar vxfz of_v0.10.0_linuxarmv6l_release.tar.gz -C openFrameworks --strip-components 1
cd openframeworks/scripts/linux/debian
sudo ./install_dependencies.sh
sudo ./install_codec.sh
make Release -C /home/pi/openframeworks/libs/openFrameworksCompiled/project
*すべてエラーがなく終了することを確認
2 環境確認
cd /home/pi/openFrameworks/examples/graphics/polygonExample
make
make run
*サンプルプログラムが実行できることを確認
3. サンプルプログラムのビルド
cd /home/pi/openframeworks/scripts/linux
./buildAllRPIExamples.sh
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